カウンタースツール

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カウンターで使用するためのスツールをオーダーいただいて、新しく設計を起こして製作しました。

座面高さは750mmと620mmの2種類で、脚の長さ以外構造は同じです。低い方はキッチンで台所仕事等に使う用です。


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地面に近い貫は脚を置きやすいように、樽型の丸棒を押しつぶしたような形にしました。
もう片方は樽型の丸棒です。


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座面の下から見たところ。
裏面は削りっぱなしです。


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座面は無垢の木のかたまりから削り出しています。

ご注文いただいたお客様は2年ほど前にも定番のstool
、別注で無垢の削り出し座面のstoolを作らせていただきました。

とても木に詳しく、ご自身でも大量の木材の在庫を持っておられて、前回に続き今回も材料支給で作りました。
前回の時は無垢から削り出しで作った事がなく、うまく行くかわからなかったのですが、「失敗してもいいからやってみ」と言われて挑戦させていただきました。

今回は前回からの経験も少し積み重なって、無垢の座面を活かした構造になるように設計しました。

定番のstoolの座面はプライウッドと言う積層合板で作っています。
これは座面のしなりが荷重を分散するので疲れにくく、軽いところが長所です。

若かりし頃は、プライウッドが好きで(今でもですが)何でもかんでも薄くて軽くてシャープなのがかっこいいと思っていた気がしますが、状況に応じて、もっさりした木もハンサムな木も使い分ける懐の広さを身につけて行きたいなと思うこのごろです。


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2年ほどお使いいただいた、無垢の座面のstoolです。
納品の後にいろいろお話をしている時に、このstoolはスタッキングも出来るので掃除の時は重ねてます、と教えていただいて驚きました。
このstoolを作り始めて約8〜9年、スタッキングが出来る事を知りませんでした。。

stool自体が大きく収納性は低いので、スタッキングスツールと呼ぶには微妙ですがこんな使い方もあったんだなと今更知ったのでした。