姿見

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A.C.E. 波多野一級建築士事務所さん設計のお宅の姿見をお作りしました。

以前にダイニングテーブルを作らせていただいたお宅です。

お客さんと波多野さんで打ち合わせたデザインの方向性をもとに、坂田製作所にて設計しました。

w800×h1800mmの大きなサイズです。


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フレームは正面から見ると14mmの枠で、鏡の周りに細いアウトラインがあるような見え方になっています。

枠の中に別の空間があるようにも見えるような気がします。


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鏡に隠れていますが、実際のフレームは強度や木の反りを考えてがっちりした太さで組みました。フレームは2枚の木を貼り合わせて反りを抑えています。

シンプルな形ですが、この長さの木の材量は面を削ったり溝を彫っていると、応力バランスが変わって反ってくるので、作業の順番など慎重に進めます。


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上の画像はフレーム上部の短辺の仕口です。

鏡は溝をスライドさせてフレームにセット。最後にこの材をフタをするようにかぶせて固定します。


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壁面への取り付けは、このような傾斜のついた木材どうしをフックのように引っ掛けます。

安定を考えて上下2ヶ所で固定するのですが、意外に難しいのがこの垂直の取り付け。
ボードの裏の下地を探して、取り付け位置を計測して、と手間が掛かります。
出来るだけ一発で決めたい、、いや決める!と言う気持ちが無ければ多分終わりません。

無事、一回でほぼ垂直に取り付け完了。

大きな鏡なのでぶつけて破損しないようにと言う緊張感からも解放されました。


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カメラのタイマーをセットして正面からの撮影。

どんくさく逃げ遅れるの図。

すこし気持ちが緩んだせいかズボンもずれ気味です。